2014年05月27日

「陶器師(匠)の心と技の結晶−有田焼」

 先週の月曜日から火曜日にかけて、会社の出張で佐賀県の有田町へ出かけました。今年の夏に予定されているアメリカや韓国、グァムの職員を招待して開催される職員会議の準備のための視察と調整が目的です。1週間続く会議の中で、外国から来られる職員の皆さんに1日だけ有田焼の陶磁器作りに挑戦して頂く予定です。その中で、日本の伝統文化に親しみ、相互理解と友好を深めてもらおうと計画を進めています。

 重要無形文化財十四代目酒井田柿右衛門さんの窯、展示場・参考館および倉島泰山窯等を訪問し、匠の技を堪能しました。その道を極めた匠の手になる作品に感動、感動、感動の連続でした。

 倉島泰山窯では、窯主の前田忍さんが親切にも作業場内を案内して下さり、作品の作成工程を詳しく丁寧に説明して下さいました。                      
        倉島泰山窯の前田忍さん

 単なる土が、匠の手により均整の取れた美しい形に整えられ、心を魅了する色鮮やかな絵柄が描かれる中、新たな命を吹き込まれたすばらしい芸術作品へと生まれ変わっていきます。作品が窯から出される時は、まさに感動の瞬間です。しかし、それ以上に、前田さんの私たちをもてなす温かな心遣いと真心込めて質問に答える誠実さや優しさに感動を覚えました。そのような美しい心や人柄が、ひとつひとつの作品ににじみ出て、見る者の心を動かすのだと感じました。 

 それぞれの作品には、人の心を掴み、感動させるすばらしい魅力が秘められています。それは作品を作る匠の人間そのものの魅力でもあり、努力の顕現でもあります。そういう意味で、すばらしい作品のひとつひとつは、陶器師(匠)のまさに「心と技の結晶」です。

 聖書のイザヤ書には次のように記されています。

「主は仰せられる、イスラエルの家よ、この陶器師がしたように、わたしもあなたがたにできないのだろうか。イスラエルの家よ、陶器師の手に粘土があるように、あなたがたはわたしの手のうちにある。」(イザヤ18章6節)

「主よ、あなたはわれわれの父です。われわれは粘土であって、あなたは陶器師です。われわれはみな、み手のわざです。」(イザヤ64章8節)

 私たちは皆、私たちを無限の愛で見守り、養い育んで下さる「永遠の陶器師」−御父の御手になるわざです。私たちの魂を練り上げ、高みへと押し上げて下さる御父の教えを熱心に学び、その真理に基づいた教えを心から愛して御旨を実践する時、その御手に使われる器、すなわち人々をキリストのみもとへ導く器となることができると確信しています。そうあれるよう心から努めたいものです。

<有田焼>     〒844-0017
「倉島 泰山窯」   佐賀県西松浦郡有田町戸杓丙736
窯主:前田忍さん  TEL:0955-42-3556(代表)
             FAX:0955-42-5176



posted by HappyLifeRealize at 11:35| 福岡 ☔| 啓発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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