2006年03月31日

心を洗う幼子の純真さ


misakipark.jpgある日、三人の孫を預かったオバーが、ひとりの乳飲み子をだっこしています。

三歳になるお姉ちゃんは、オバーを弟にとられたと思って自分もだっこしてくれるようにオバーにせがんでいます。

ところが、二人を同時に抱きかかえられないオバーは困ってしまいました。

その状況を見かねた五歳のお兄ちゃんが、だだをこねるその妹を顔を真っ赤にしながらだっこしてあげたのです。

妹は初めは不服そうにしていましたが、そのうちお兄ちゃんの首に腕を回し、ほっぺたをお兄ちゃんのほっぺたにくっつけて静かになりました。

見ていた私自身も心を本当に強く動かされました。

幼子が、親の求めに素直に従う純真さ、身内の気持ちを察して行動する純粋な優しさには、見る者の心を洗う大きな力があります。

その時オバーが感じた気持ちは、私が感じた気持ち以上のものだったに違いありません。

体の中のすべてが再新されるような、とても温かで、本当に誇らしい気持ちです。

そしてそれは確かに、オバーの身も心も若返らせるまさに長寿の薬なのだと思います。


「乳子も抱き 抱っこねだられ よわるオバー 面染め妹負う 吾孫誇らし」

posted by HappyLifeRealize at 15:34| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月30日

ベゴニヤの生命力−奇跡と感動の力


begonia01.jpg昨日はセンバツの甲子園球児の熱闘に本当に感動したとの記事を書きました。

彼らひとりひとりの、自分や仲間を信じて決してあきらめない「一生懸命さ」「ひたむきさ」が、最悪の状況の中から奇跡を生む力となり、周りに感動と頑張る希望、前へ進む力を与えてくれることも改めて実感しました。


植物の「一生懸命さ」「ひたむきさ」が、高校球児と同じような奇跡を生む例として、今日はわが家の庭のベゴニヤの花について紹介します。

写真にもあるように、春真っ盛り、時折初夏をも思わせるような陽気に包まれる沖縄では、庭の花々も今を盛りに咲き誇っています。

その中で、プランターに植えた赤やピンクのベゴニヤもこぼれんばかりに鮮やかな花を咲かせ、私たちの目を楽しませてくれています。

そんな中、1月ほど前、ある事件が起こりました。(「事件」はちょっとオーバーかな?)

そのベゴニヤの花を2匹の野良猫が追いかけっこをする際、ものの見事に蹴り飛ばしてくれて、数枚の葉が無惨にも折れ散ってしまったのです。


このベゴニヤたちも、手塩にかけたわが子のような存在で、めちゃくちゃ腹が立ちました。
でも、どうしようもありません。

折れ散った葉は本当に痛々しくてそのまま処分するのも心が痛く出来ませんでした。

そこで、ベゴニヤは比較的生命力が強いとの評判も耳にしていましたので、その数枚の折れた葉を、プランターに挿し芽のような形で挿し、手厚く見守ることにしました。

するとどうでしょう。損傷の大きな3枚ほどは枯れてしまいましたが、そのうちの2枚は現在でも元気で、1枚の葉はしっかりと根を下ろし、新たな芽が出たかと思う間もなく小さなかわいい花を咲かせたのです!

begonia02.jpg大きな驚きと共に、感動に包まれました。

「生きたい!」「きれいな花を咲かせたい!」と強く願いつつ「一生懸命」かつ「ひたむきに」根を伸ばし、水を吸い上げるベゴニヤの葉は、ついに花を咲かせ始めたのです!


花の生命力の強さ、すばらしさ、そして「生きて周りにさらなる幸せを分かちたい!」との強い思いが伝わってくるようです。そしてそれは、確かに奇跡を生む力となりました。

人も植物も、やはり内に秘められた潜在能力は絶大で「自分でだめだと思わない限り、決して敗北はない」のですね!

現在プランターから植木鉢に移し替えられたその花は、日向で元気一杯に育っています。

ベゴニヤの花よ、高校球児にも劣らない感動と元気を本当にありがとう!

posted by HappyLifeRealize at 20:08| 沖縄 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 励まし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

最後まであきらめない甲子園の熱闘!感動をありがとう!


tsutsuji1.jpg第78回選抜高校野球大会第7日目の第2試合は、わが沖縄県代表の八重山商工対名門神奈川県代表の横浜高校。

八重山商工は、要所を締める横浜川角投手をなかなか攻略できず、7回まで金城選手のソロホームラン1本に抑えられ、7対1の大量リードを許します。

しかしながら通常ほとんど試合が決まったような厳しい状況下でも全員が決してあきらめず、8回1死から6連続ヒットの猛攻で大量5点を挙げ、7対6まで迫りました。

王ジャパンの快挙にも劣らずめちゃくちゃ感動しました。

勢いに乗る八重山商工は9回、2死2・3塁とリリーフの浦川投手を攻めてさよならのチャンスをつかみますが後続がたたれて試合終了……。

しかしながら、最後まであきらめず、自分と仲間を信じて果敢にしかもはつらつプレーする姿にとても感動しました!!

続く第3試合、東京都代表の早稲田実業と岡山県代表の関西高校の試合も感動的でした。

6対4で迎えた最終回、先行の早稲田実業はだめ押しの1点を挙げて7対4とし、勝負は決まったかに見えました。

ところが、9回裏の関西はこれまた決してあきらめず、気持ちで負けず、エラーと2つの死球で満塁としたあと、安井選手が奇跡の走者一掃3塁打を放ち再び同点としました。

すさまじいまでの「思いの強さ」を思い知りました。

その後は両校共に得点できずに、延長15回史上2度目の再試合となりました。

高校野球がすばらしいのは、すべての選手が一瞬一瞬に全力を傾け、持てるすべての力を出し切るその闘志と一生懸命な姿に本当に大きな感動を覚えるからでしょう。

短い試合の中で、まさに全力で走り、全力で投げ、全力で球に食らいついて打ち返し、全力で打球を追うのです。

勝利を信じ全員が一丸となって対戦チームにぶつかっていきます。

そして、全力を尽くしたものだけが流す悔し涙、喜びの涙があるのです。

すべてが感動です!


今日の上記2試合は、他のすべての試合と同様本当に大きな感動を与えてくれました。

私にとって、野原や道ばたで一生懸命咲く名もない花が与えるに似た本当にすばらしい感動です!

高校球児−選手の皆さん、本当にお疲れ様!

そしてすばらしい熱闘、感動を本当にありがとう!!

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素晴らしい家庭12箇条


soratoumi02.jpgあるカレンダーに記されたすばらしいメッセージを見つけました。

すばらしい家庭を築くための12箇条です。次のようにあります。


「素晴らしい家庭12箇条」

1.素晴らしい家庭には信仰がある。
  宗教的な心情から家庭は浄化される。
  宗教的な心情とは目に見えないものを大切にする心である。

2.素晴らしい家庭にはいたわりと尊敬と愛情が充ちあふれている。
  何故なら、愛情は魂の糧だからである。

3.素晴らしい家庭は家族がそろって健康である。
  心身共に健康な家にはいつでも笑いが絶えない。

4.素晴らしい家庭は夫婦が仲良く尊敬し合い、愛情の表現が豊かである。

5.素晴らしい家庭には必ず良い教えがある。
  良い教えとは、人のため世のために奉仕する精神である。

6.素晴らしい家庭には美しい言葉がある。
  美しい言葉とは美しい心の表現である。

7.素晴らしい家庭には若さがある。
  若さとは学ぶ姿勢である。
  だから素晴らしい家庭では家族が良く書物を読む。
  読書は若さと進歩の秘訣である。

8.素晴らしい家庭にはユーモアがあり、食事が楽しくおいしい。
  そしてほめ言葉があふれている。

9.素晴らしい家庭は常に美しく整理整頓、清掃されている。
  居は人の心を映すものである。

10.素晴らしい家庭には良いきまりがある。
  そのきまりを守ることによって家の秩序が保たれている。

11.素晴らしい家庭は腹を立てない。
  寛容の心がみなぎっている。
  感謝の心は最高の美である。

12.素晴らしい家庭には憩いがあり、家族みんなの話し合いの場がある。
  そして日々に進歩している。

 私たちの心は常に光に向かっている。
  その光を求めて多くの人々が集まってくる。
  それを繁栄といい、豊かさというのではないだろうか。


なかなかすばらしいメッセージです。
このメッセージに照らしたわが家の現在の状況は、百点満点の35点位でしょうか。

理想と現実はなかなか隔たりが出来てしまいます。
でも、大丈夫です。

大切なのは、現在どの地点にいるかではなく、どの方向に向かって進んでいるかです。
そう信じています。

このメッセージが示す家庭を築けるよう努力し続ける限り、報いから漏れることはないと思っています。

マイペースで子供たちと一緒に精進していきます。

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2006年03月28日

わが家の儀式


kiiroihana1.jpg子供たちが幼い頃、わが家には毎日行う儀式がありました。

儀式というとちょっとオーバーですが、要は寝る前に私と家内で子供たちひとりひとりを抱きしめて、「お休みなさい」と声をかけながらほっぺたにキスをしてあげることです。

また、子供たちと共に実家を訪れ、帰るときには必ず子供たちが、おじいちゃんとおばあちゃんを抱きしめ、「ありがとうね〜、おじいちゃん・おばあちゃん。バイバイ! また来るね〜!」と声をかけながらほっぺたにキスをしてあげることです。

当時は子供たちの方から我先にやってきましたが、中学に上がる頃からは次第に逃げ回るようになり、今では小学3年の末娘と小学6年の4男坊だけになりました。

おじいちゃん・おばあちゃんの家でも抱きしめて、キスをするのはその二人だけで、あとは全員握手に変わりました。照れくさいのでしょうね。私にもよく分かります。


おじいちゃんが直腸ガンの手術で難渋していた頃、子供たちは毎日のように実家を訪れておじいちゃんを見舞い、帰るときには全員がおじいちゃんを抱きしめ、キスをして励ましました。

孫たちの励ましは、おばあちゃんのリンゴとニンジンの愛情・健康ジュースとともにおじいちゃんの回復に大いに寄与したと感じています。

先日このブログでも紹介したように、医者からは5年の命と宣告されていたおじいちゃんの回復は奇跡的なもので、あれからすでに16年、85歳まだまだ元気です。


幼子は天使だと思います。

純真無垢な彼らとの触れ合いから感じる何とも言えない喜びや幸福、彼らの純粋なまなざし、仕草、表情そして愛情は、オジーやオバーの魂の奥、骨の髄までしみこんで、身も心も健やかなものにしていくと信じています。

ある、おじいさんも次のように言いました。

「孫たちはぴっかぴかの新しい硬貨、私たち老人は古びて茶色になり、ところによってはサビのついた古い硬貨です。

でもそのふたつを重ねてこすり合わせると、古い硬貨は新しい硬貨に生まれ変わるのです。

私たち老人も、孫たちとの触れ合いの中で、心も体も若返って、健康で長生きできるのですよ……。」

まさにそのとおりだと思います。

沖縄のオジーやオバーが長寿なのは、もちろん温暖な気候やいにしえから伝わる沖縄独特の健康料理が大きな要因になっているのは否めません。

でも、私にはそれ以上に、多くの子や孫に囲まれ、その触れ合いの中で感じる満ち足りた幸福な思いが、百薬の長にはるかに勝る長寿の薬になっているのだと確信しています。

若者たち、一生懸命勉強して働いてモーキヤーになり(経済力をつけて)、オジーやオバーのためにたくさん子供を産みましょう!

オジーやオバーの長生きの力となるかわいい天使たちを「生めよ、ふえよ、地に満ちよ」です。


「孫の笑み 百薬の長も 影かすむ オジーの笑顔 三十若し」

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2006年03月27日

右の頬 打たれば左 頬を出し 耐えて赦せよ オジーの教え


okinawapic1.jpg私の母方の祖父は新垣徳唐といい、沖縄県の中部中城村で父新垣徳眞と母カマの長男として生まれました。明治十二年二月のことです。

とても聡明で、心優しい穏やかな性格の上、手先が非常に器用で、あらゆる生活の道具を独自に考案し作り上げるという独創的なおじいちゃんでした。

二十四歳の時、呉屋カミと結婚し、その後四男一女に恵まれますが、悲しいことに三男を四カ月の頃に病気でなくし、続いて次男を二歳六カ月の時、長男を十五歳、四男を三十三歳の時に病気で亡くします。

なんと結婚後南米へ移民した一人娘の長女をも病気で失ってしまいます。

そして、さらには最愛の妻カミおばあちゃんも、四男の出産が原因で病気になり、徳唐おじいちゃんが二十八歳の時亡くなってしまいます。

まさに地獄の苦しみです。

でも徳唐おじいちゃんは、決して自暴自棄になることなく、誠実に働き子供たちを必死に養いました。

徳唐おじいちゃんが三十九歳の時、宮里ウサおばあちゃんと再婚します。私の母の母、すなわち私の実祖母です。

その後四男二女に恵まれました。その最初の女の子が私の母です。

過去の苦しみを忘れ、幸せをかみしめるひと時が訪れました。

徳唐おじいちゃんは、八男三女、十一人の子供に恵まれたことになります。

しかしながらその幸福な時もつかの間、やがて幸せに満ちた笑い声も軍歌・軍靴の音にかき消されてしまいます。

沖縄を吹き荒れた戦争の惨禍、鉄の暴風により、さらに四人の子供たちと共に自らの命も失ってしまいました。

十一人の子供たちの中、実に六人の子供の死を看取らなければならない、本当に狂おしいまでに悲しくつらい人生です。

でも、そのような耐え難い悲しみに打ちのめされながらも、徳唐おじいちゃんが、常に私の母に諭し教えていた事柄の中に、次のような教えがあります。


「人は、右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出すようでなければなりませんよ。」

「これからの時代は、三本の指で生活ができるような時代になります。どのような状況でも、熱心に勉強しなさい。」


徳唐おじいちゃんは、クリスチャンではありませんでしたし、聖書を持っていたわけでもありません。

ただ、聖書の中で教えられているひとつの教えを自らの信念として、生活の中で実践していました。

六人の子供を失うという耐え難い試練に会いながらも、天を恨むでもなく、悲しみや苦しみに耐えつつ、自らの心を磨き、人を赦し愛することと熱心に学問に励むことの大切さを子供たちに教え諭しました。

徳唐おじいちゃんは、試練や苦難・悲しみが、決して人をつまずかせるものではなく、それを受け入れ、耐え、乗り越えるべく最善の努力をする人を精錬するものであることを自らの生きざまを通して教えてくれました。

そんな徳唐おじいちゃんを、私は心から尊敬し、誇りに思っています。


「右の頬 打たれば左 頬を出し 耐えて赦せよ オジーの教え」

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2006年03月26日

アメリカ発の黄金言葉(クガニクトゥバ)


akaihana1.jpg友人のひとりから、沖縄の黄金言葉(クガニクトゥバ)ならぬ、アメリカ発の黄金言葉を紹介して頂きました。

「大草原の小さな家」に出てきそうな、アメリカの古き良き時代の雰囲気を漂わせる本当にすばらしい3つのメッセージです。

ひとつは、エセル・G・レイノルズ婦人の夫に対する賛辞の言葉です。

「子供が病気になると、彼は苦しむわが子をやさしくみまもり、看病します。子供たちが泣いて求めるのは父親であり、病気の子供たちにとっては父親こそ万能薬なのです。傷に包帯をする父親の手、苦しむ者に勇気を与えるその腕、子供が過ちを犯したときにやさしくいさめる声、そのような父親に恵まれた子供たちは、父親を喜ばせることをするのが自分たちの喜びであることを知るようになるのです。」

愛する子供たちをやさしく、親の愛情を持って教え導き、諭すようにいつも心がけて子供に接するとき、親の望んでいることを行い、親の喜ぶことを行うことが子供たちの望み、喜びになります。このような家庭で育つ子供たちは、父親や母親の歩んだ(幸福の)道を歩むようになります。そのように教えています。

あとのふたつは以下の通りです。
    
「父親としてあるいは母親として立派であることは、……高い地位に就くよりもはるかに大切なことである。家庭は決まりきった仕事に追われる、たいして意義のないところであるかのように思われることが時折ある。しかし、家庭を実りある場とすることは人生で最高の仕事である。」
                    ハワード・W・ハンター

「父親が息子に与えることのできるものの中で、母親を愛していると伝えることほど貴いものはありません。」
                    H・バーク・ピーターセン

私自身はそのいずれにおいても、落第父親・夫かも知れません。
でも、このようなメッセージに触れるとき、妙に心が安らぎ、郷愁に似た感動を覚えます。


日本の封建時代やアメリカの無法者がはびこるガンマン時代がいいとは決して言いませんが、上記3つは、徳や家族・家庭を大切にする、古き良き時代の真に幸せになるための本質を突く提言のように感じられ、なかなかいいと思います。

家庭・家族の崩壊を報じる記事が後を絶たない、世紀末すら感じさせるこのご時世、なにかしら心に温かいものを感じさせるすてきな黄金言葉です。

posted by HappyLifeRealize at 15:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月25日

名も知れぬスカウトの善行


soratokumo02.jpgとても心温まる記事を読みました。ボーイスカウト関係者の方々には知らない方はいない話かも知れませんが、とても新鮮な感動を与えてくれました。

1909年の秋のこと。イギリスの首都ロンドンは、例のごとく一日中濃い霧に包まれていました。

アメリカのイリノイ州シカゴからロンドンに来た出版業のウィリアム・ボイス氏は、市の中心部で、ある事務所をさがしていましたが、道がわからなくて困りはてていました。

そのとき霧の中からひとりの少年が近づいてきて、「何かお役にたつことがありますか。」と言いました。

事務所がわからなくてこまっていることがわかると、少年は先にたって、その事務所までボイス氏を案内しました。

ボイス氏は、アメリカ人の習慣で、少年にチップを上げようとポケットに手を入れました。しかしボイス氏がチップをとり出す前に、少年は勢いよく右手をあげて敬礼しました。

「ぼくはボーイスカウトです。今日も何かよいことをするつもりでいました。お役にたててうれしいと思います。スカウトは、他の人を助けることでお礼はもらいません。」と少年は言いました。

少年からボーイスカウトのことを聞いたボイス氏は、用事をすませてから、少年に、ボーイスカウトの本部へ案内してもらいました。ボイス氏が少年の名前を聞く前に、少年はもう姿を消していました。

イギリスの本部でボーイスカウトのことをくわしく調べたボイス氏は、アメリカへ帰って大統領のタフト氏などに話し、やがて、アメリカでボーイスカウト運動が始められたのです。

そのときの少年がだれだったのか、その後もだれもわかりませんでした。

しかし名前もわからないこの少年の小さな善行が、アメリカのたくさんの少年に、ボーイスカウトを伝えるもとになったのです。


自分にも出来るとても小さくて簡単なこと、それが将来の世の中を変える力になるかも知れないと思うと希望が湧いてきます。

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2006年03月24日

子育てのやり直し


soratoumi01.jpg先日、中学1年の息子の悪ふざけが長じて担任の先生から父母呼び出しをいただきました。

教室の中でふざけて、飛んでしまった息子の上履きが運悪く女の子の鼻にあたり、血を流すケガを負わせてしまったのです!

幸いケガは軽く、病院で見てもらって後遺症も残らないようでホッと胸をなで下ろしました。

息子を連れて先生やその女の子とご両親に平謝りに謝り、出来る限りのことを尽くしました。

この息子は、根は優しく明るくひょうきんなのですが、元気があまり過ぎなのでしょう、今回で呼び出しは3度目です。私も今回だけははさすがに頭に来ましたが、家内がかなりこってりと絞り、諭し聞かせたこともあって、すっかりしょげている顔を見ると怒りもどこかへ飛んでいってしまいました。

実のところ息子を諭し教える中で、以前に先輩からいただいた以下の詩が頭にちらついて、また彼なりにこたえている様子に、怒りもしぼんでいってしまったのです。

他の5人の子供たちに注ぐ以上の関心と愛情を必要としているのかも知れません。


  「子育てをやり直せるなら」

  もし、子育てをやり直せるなら、
  家よりもまず、子どもの自尊心を築き上げます。

  間違いを直そうとばかりしないで、
  子どもともっと心を通わせます。

  時間ばかり気にしないで、
  子どもの成長を見つめます。

  知識をばかりを詰め込もうとしないで、
  心を思いやりでいっばいにします。

  もっとハイキングに行って、
  広い野原で、子どもと一緒にたこ上げをします。

  深刻ぶるのはやめて、
  子どもと夢中になって遊びます。

  広い野原を一緒に駆けまわって、
  空いっぱいの星をじっと眺めます

  意地を張らないで、
  子供をもっと抱きしめます。

  目先のことだけにとらわれないで、
  もっと長い目で子供を育てるようにします。

  うるさいことばかり言わないで、
  もっと子供をほめてあげます。

  そして、成功や権力を追い求めるのではなく、
  愛の力のすばらしさを子供に教えます。

      ダイアン・ルーマンズ


現アメリカ合衆国大統領の母親であるバーバラ・ブッシュ元大統領夫人が、ある大学の卒業式で演説を行い、以下のように語りました。

「どんな時代であろうと、どんな時勢であろうと不変のものが一つあります。

父親、母親である皆さん、子供があるならば、まず子供たちを優先しなければなりません。

本を読んだり、抱き締めたりして愛を示さなくてはなりません。

家族としての皆さんの成功、社会としてのわたしたちの成功は、
ホワイトハウスではなく、皆さんの家庭の中で起こることにかかっているのです。」


本当に大切な、事の本質を突いたすばらしいメッセージだと感銘を受けました。

忙しい仕事の合間、子供たちともっと一緒に遊び、笑い、学び、互いの関心事や思い、日々の経験を分かち合う時間を持たなくてはいけないな〜と思っております。

父親業、まだまだ修行が足りません。

でも、ゆっくり焦らず、丹精込めて一生懸命精進します!

皆さんも、何かよい提案があればアドバイスよろしくお願いします。

posted by HappyLifeRealize at 09:13| Comment(0) | TrackBack(2) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月23日

漫画も捨てたもんじゃない…かな?


akabana02.jpg私は読書は好きですが、漫画はあまり読みませんでした。漫画に対する若干の偏見があったことも正直に認めます。

子供たちの教育上漫画は好ましくないことの方が多いと感じてきたからです。

目を覆いたくなるような暴力シーンや性描写など、多感な子供たちにとって好ましくないものが漫画の世界にも忍び寄っています。

戦争をはじめとする極端な方向へ人を駆り立てる思想は別として、いにしえから受け継がれてきた道徳観念は非常に大切であると思います。

しかしながら残念なことに、本来すばらしい美徳であるはずのそれらが、現在「古くさいもの」として脇へ追いやられつつあります。

漫画にしろどのようなメディアにしろそれを助長するものはいただけません。

次代を担う子供たちにとって、かれらを取り囲む環境は本当に厳しいと言わざるを得ません。

子供たちには、どうせ読むのなら世界の歴史や日本・沖縄の歴史を漫画で分かりやすく説明する本や偉人伝、童話、昔話など学ぶものが多い本を大いに読むよう勧めています。

ただ、最近私の漫画に対する偏見を大いに和らげた作品に出逢いました。
子供たちがどのような漫画を読んでいるのか確認しようとしていたときのことです。
心動かされる一コマに大いに感銘を受けました。

以下のフレーズをご賞味下さい。


「人の幸福とは家族の中にこそあるのです。

 家族を守ることが国を守ることにつながり、
 家族の絆を弱めてしまうということは、
 先祖への誉れや未来の子孫の幸福や祝福を
 損なってしまうことにつながるのです。

 それを忘れないで下さい。」

     (「スティール・ボール・ラン」
             少年ジャンプより)

私は感動で、その本に釘付けになってしまいました。
そして、子供たちが持っている漫画をすべて読み尽くしました。

なかなかよい作品ばかりです。

作品の根底に、他人の幸せを願うという優しい心に支えられた作者の理想や理念、信念がしっかりと流れている作品には、本当にすばらしいものがあります。

もちろんすべては手放しでよいというわけでもなく
積極的に勧めているわけでもありませんが、
子供たちに漫画についてあまり小言を言わなくなりました。

少年ジャンプの「スティール・ボール・ラン」の中には、アメリカの偉大な教育者だったデビッド・O・マッケイの以下の名言に相通ずるのがあります。

「私たちに与えられた最も貴い財産は家族である。
 家族関係は何にも勝るものであり、
 この世にあって他のいかなる社会的結びつきよりも
 価値のあるものである。

 何といっても一番心を動かす力があるのは家庭であり、
 家庭こそ底知れない愛の源である。

 家庭は人間としての徳を学ぶ大切な場である。
 人間生活の中に見られる責任、喜び、悲しみ、
 ほほえみ、涙、希望、心配といった様々な経験を
 私たちは家庭生活の中で味わうことができるのである。

 ……愛のもとに一致した家族は、いかに貧しくとも、
 他のいかなる富にも増して神と将来の人類にとって
 大きな価値を持つのである。

 ……いかなる成功も家庭の失敗を償うことは出来ない。」


目の鱗を落としてくれた子供たちに感謝です。

posted by HappyLifeRealize at 12:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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